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ハリマドーシの呪術
徳之島の南犬田布の昔話です。
ハリマドーシは「走り馬倒し」の意味で走っている馬を呪いで倒す事を言います。
この話は犬田布の某家に七、八代前の時代から伝わる話です。
犬田布に住んでいる某氏は所用で天城方面に出かけた時
瀬滝村に差し掛かった時突然馬が急に立ち止まって転倒した。
その近くで四,五人の農夫が畑仕事をしていたのを見つけた某氏は
「口入れ」をされた事を知り、
早速「返し口」をすると、馬はすぐ飛び起きて気を取り戻したが、
逆に農夫達は全員その場に倒れて身動きできなくなったと言う。
それから某氏は天城に行く事を断念し、犬田布に引き返したが、
相手もそのままでは落ち着かず早速犬田布に「ハリマドーシ」の
謝罪に訪れたと言う。
「口入れ」とは、呪いをかける事を意味します。
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