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鬼下げグスク
私が生まれ育った村の話ですが、
村の外れに鬼下げグスクと言う地名が残っています。
かつてこの辺に高い松が何本か立っておりとても薄気味悪い場所でした。
ここには昔、鬼の首が下げられていたと言う、言い伝えがあり
今でも葬儀の際等にここの側を通り道にしない、
又この村でごく一部の人々の間に伝えられている話では、
かつて、ある家に口が頭についた鬼のような子供が生まれ
それを親達が気持ち悪がりこの子供をこの場所に晒したと言う。
この子供云々と言う話は土地の古老も知らない人が多く鬼下げグスクの名前に因んだ
創作ではと考える人が多いです。
ただ鬼に関しては、私が小学校の頃
親父と一緒に海に行ったところ親父がこれを見てみろと言って
見せてくれたものそれは2本の角を持った頭蓋骨だったんです。
ちょっと大きいので私が牛の骨と聞きましたら、
人間の頭蓋骨に角があるのだといいました。
私のおやじの話だとこの砂浜には昔沢山の骨があったそうです。
鬼ということで祭られることもなく野ざらし状態だったそうです。
私が見せられた骨は偶然砂の中からで出来たものだと思われます。
いろいろ調べてみますと面白い話がありました。
私のお袋(おばちゃんから聞いた)の話では、
昔この海岸で薩摩藩士と鬼たちが戦いそのときの骨だというです。
最近この砂浜で鬼の頭蓋骨を見たと言う人は居ないので、
粉々になったか、誰かが持ち去ったかでしょう。
知っている郷土史の先生も高校時代に目撃し、
大学に行ってから興味を持ち帰郷し探した時には、
もう無かったと言う事です。
下の写真は私が小さい頃、頭蓋骨を目撃した海岸です。

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